血糖値測定器で自己測定を続けていると、自分の血糖値のコントロール状況を把握することができます。
ただし、血糖値は、環境や体調などにより変化し続けていることも頭に入れておかなければなりません。
まず、血糖値は、就寝中は低く、起きる時間が近づくにつれ高くなり始めます。そのため、就寝前の値より起床後の値の方が高くなっているのは当然です。
次に、食前より食後の方が値が高いのもよく知られていると思います。
しかし、インスリン療法をしている人に限ってはこの定義が当てはまらない場合があります。それは、超即効型のインスリンを使用している人に起こりがちですが、食べ物の吸収よりも早くインスリンの効果が出てしまう場合です。
そして、運動も血糖値を左右させる要因になります。
適度な運動はもちろん血糖値を下げる効果がありますが、体調が思わしくない状況での運動は逆に血糖値を上げてしまうことがあります。運動したのに血糖値が上がってしまっている場合には、無理をしすぎないようにし、運動量も見直しましょう。
これら以外に、ストレスがあります。
極度の緊張状態やストレスを溜め込んでしまうと、血糖値は上がります。
血糖値測定での結果が上記に当てはまらないのに異常な数値が出た場合は、医師に相談してみましょう。
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血糖値測定器で自己測定を始めると、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。
少しでも早く慣れていただくために、正しい使い方を挙げてみたいと思います。
まず、本体にあった血液量が必要です。
血液の量が少ないと、実際の値より低く出てしまいます。指に針を刺す前に、その部分をよく揉みほぐしたり、温めたりして、血が出やすいようにしておきましょう。血の出が悪いと言って、無理やり絞り出すと血液以外の組織液が混ざり、正確な値が出せなくなってしまうかもしれません。
また、血液量は充分でもセンサーに付着させる血液量が少なかった場合、値が低く出てしまいます。センサーに充分な量が吸収されるまで離さないようにしましょう。
測定前に行う消毒の消毒液が充分に乾いてから、測定するようにしましょう。
最後に、当たり前のことですが、センサーにも使用期限があります。使用期限が切れたセンサーでは正しく測定できませんので、まとめ買いをした際には注意しましょう。
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現在の血糖値測定器は、体(主に指先)に針を刺して採血したものを測定する、と言った形の装置が使われています。しかし、当然ながらこの方法は多少なりの痛みを伴います。近い将来には、別の方式の測定器が現れてくることでしょう。
日立が開発しているもので、指をのせるだけで血糖値が測定できる装置が考えられています。特殊なセンサーにより、熱エネルギー、酸素供給量、血液量など生理学を元に血糖値を算出する機能を持ちます。これがうまく実用化されれば、指を置くだけで、痛みも手間もなく血糖値が測定できてしまいます。それに、本体以外に必要となる物がないので、備品のコストもかかりません。
早期の実用化を希望される方も多いことでしょう。
東芝とシスメックが開発しているのは、組織液による測定を行う装置です。採血するのとは違って、組織液を抽出するには、針を刺す必要がありません。したがってこれも、痛みがほとんどなく測定することが可能と言われています。
このように、血糖値測定器も新たな技術の開発が進み、より痛みが少ないもの、手間のかからないものへと進化しているのは確かなようです。
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血糖値測定器は本体だけでは、測定することはできません。本体以外に必要な針やセンサー(チップ)があり、それらは使い捨てですから、その都度交換しなければなりません。
では、使い終えた針やセンサー(チップ)の処理はどの様に行えば良いのでしょうか?
血液の付着した針やセンサー(チップ)は、取り扱いを間違えると、血液中の微生物を病原体として別の人に感染させてしまう恐れがあります。そのため、血糖値測定器で使用した針やセンサー(チップ)は、「感染症廃棄物」として処理をする必要があります。
一般ごみと混ざらないようにして、使用後は保管専用の容器(空いている缶など)に入れて、小さな子供はもちろん他人の手が届かない場所に置くようにしましょう。自分以外のものが誤って開けないようにくれぐれも注意してください。
血糖値測定器を使って自己測定をしている方のほとんどは、定期的に医療機関に通われている方だと思いますので、そこの医療機関の指導の下、使用済みの針やセンサー(チップ)は処理をしましょう。たいていは、医療機関で処理をしてくれます。
また、通信販売で購入する際は、一回の注文で一個の処理用専用容器を提供してくれるところもあり、その容器がいっぱいになったら、購入した先に郵送すれば処理をしてくれるサービスを行っているところもあります。
いずれにしても使用済みの処理はきちんと行いましょう。
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血糖値測定器を購入し、実際に治療に役立たせるデータを取るためには、どのようなポイントをおさえて測定をするのが良いのでしょうか?あまり神経質になりすぎて、頻繁に血糖値を測ってばかりいても仕方がありませんし、ポイントがずれた測定時間だと、統計結果を比較しにくくなってしまいます。
各個人の病状によって、おさえておくべきポイントを把握して測定するようにしましょう。
普段の生活でのコントロール状況を管理するために、血糖値測定器で測定する時間としては、食前、食後二時間、就寝前、午前三時がポイントとなります。このポイントの中から、1日2回測定する日を1週間に2回または3回設けます。食前の場合は、なるべく朝食前、食後の場合は、朝食後または夕食後が好ましいようです。そして、できれば週に一度はポイントの4回すべてを測定するとベストです。
状態が思わしくなく、コントロールを強化しなければならない状況にある場合は、必然的に測定回数も増やす必要があります。その際は、毎日、毎回の食事の前と、夕食後か就寝前は必ず測定することが望ましいようです。
また、普段の生活状況とは異なった環境に置かれた状況の場合には、その都度測定することが必要です。例えば、旅行にいったり、特別な催し物などで、普段と違う食事をしたり、いつも以上に激しいスポーツをした時には、その前後に測定しておきましょう。低血糖状態になっている時も、測定回数を増やします。
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